第2戦にして早くも波乱の展開に

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・ ハンター・ローレンスが2戦連続2位(2-4)表彰台
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・ ジェット・ローレンスはクラッシュにより低迷
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・ チャンス・ハイマスが250MXで総合4位(2-4)
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・ 下田丈は250MX総合5位(7-5)に成績向上
6月1日(土)、AMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)第2戦ハングタウン・クラシックがカリフォルニア州ランチョコルドバにて開催されました。今大会はTeam Honda HRCの期待通りにはならなかったものの、明るい兆しが感じられました。ジェット・ローレンス(Team Honda HRC)は、450MXモト1で転倒を喫したことから、自身の450MXにおける無敗記録に終止符が打たれ、総合12位(24-6)にとどまりました。その一方で、ほかの3人は好成績を収めました。ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)は、450MX出場2戦目にして2度目の総合2位に入賞。250MXでは、チャンス・ハイマス(Team Honda HRC)が先週と同様の総合4位に入り、下田丈(Team Honda HRC)は総合5位と成績を向上させています。
先週の開幕戦と同様に、450MXモト1ではローレンス兄弟がそろって好スタートを決め、2台のCRF450RWEが第1コーナーで先頭に並びました。その直後、J.ローレンスが下り坂にあるトリッキーなダブルで飛距離不足により転倒し、右の太腿を打撲してしまいました。レースリーダーのH.ローレンスは、ラスト3周までそのポジションを守りましたが、最終的にウイナーとなったチェイス・セクストン(KTM)に抜かれました。2位に入ったH.ローレンスとは対照的に、J.ローレンスはフロント周りを真っすぐに修理するためにピットイン。その後、最後尾から追い上げましたが、最終的にポイント獲得圏内には届きませんでした。
450MXモト2のスタートでは、H.ローレンスが4番手、J.ローレンスが5番手で1周目をクリアしました。J.ローレンスは打撲した身体で7周目に2番手まで浮上しましたが、レースの折り返し点を過ぎた辺りからペースが衰え、6位でフィニッシュしました。H.ローレンスは安定した走りを続け、総合2位(2-4)を獲得しました。
250MXモト1では、CRF250Rを駆るハイマスがホールショットを奪ってレースの大部分をリードしましたが、残り3周でヘイデン・ディーガン(ヤマハ)にトップの座を明け渡しました。ハイマスは見事な2位フィニッシュを果たし、下田は1周目の12番手から着実にポジションを上げ、7位でチェッカーを受けました。
250MXモト2では1周目を消化した時点でハイマスが4番手、下田は7番手でした。ハイマスは中盤に一時後退したものの、数周後にポジションを奪回して4位でゴール。総合4位(2-4)を獲得しました。一方、下田は5位まで躍進し、総合5位(7-5)に入りました。
NOTES
・ 計時予選では、J.ローレンスが450MXで最速、H.ローレンスは5番手でした。250MXでは、下田が4番手、ハイマスが10番手でした。
・ ハイマスは250MXモト1で、ファステストラップタイムを記録しました。
・ J.ローレンスはクラッシュが大きな痛手となり、450MX総合ランキング首位から24ポイントビハインドの6位に転落しました。H.ローレンスは開幕以来の安定感を誇り、トップと8ポイント差で2位にランクイン。250MXでは、ハイマスがトップと19ポイント差で4位、下田が35ポイント差で5位につけています。
・ Team Honda HRCの次のレースは、コロラド州レイクウッドで開催される、AMA-MX第3戦サンダーバレー・ナショナルです。
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厳しい一日でした。ダウンヒルはいつも得意としているセクションですが、正直にいって今日は全くだめでした。でも、また頑張るしかありません。このスポーツのいいところは、次のレースがまたすぐ来週にあることです
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大荒れのレースでした。モト1では、差をつけるためにダブルを飛び越そうと思いましたが、結果的にクラッシュしてしまいました。足を痛めたのは決して理想的なことではありません。来週までに治して、また連勝記録をスタートさせるつもりです
大荒れのレースでした。モト1では、差をつけるためにダブルを飛び越そうと思いましたが、結果的にクラッシュしてしまいました。足を痛めたのは決して理想的なことではありません。来週までに治して、また連勝記録をスタートさせるつもりです

自分にとっては上々の第2戦でした。予選では不調だったのですが、モト1でホールショットを決め、最後の3周までの全ラップをリードしたので、すごく自信がつきました。モト2ではスタート4番手から4位フィニッシュ。まだまだやるべきことはありますが、全体的にはいい週末だったと思います
自分にとっては上々の第2戦でした。予選では不調だったのですが、モト1でホールショットを決め、最後の3周までの全ラップをリードしたので、すごく自信がつきました。モト2ではスタート4番手から4位フィニッシュ。まだまだやるべきことはありますが、全体的にはいい週末だったと思います

今日はまた一歩前進しました。サスペンションとギアリングが向上した感じで、努力した成果が表れていてうれしいです。先週よりも上位のライダーたちに近づけたことに満足しています。答えを見つけ出すには少し時間がかかりますが、レースごとに取り組んでいくつもりです
今日はまた一歩前進しました。サスペンションとギアリングが向上した感じで、努力した成果が表れていてうれしいです。先週よりも上位のライダーたちに近づけたことに満足しています。答えを見つけ出すには少し時間がかかりますが、レースごとに取り組んでいくつもりです
250MX Standings
Pos. | Rider | Num. | Team | Constr. | Pts |
---|---|---|---|---|---|
1 | Haiden Deegan | 38 | Monster Energy Yamaha Star Racing | Yamaha | 97 |
2 | Levi KITCHEN | 47 | Monster Energy Pro Circuit Kawasaki | Kawasaki | 84 |
3 | Tom Vialle | 16 | Red Bull KTM Factory Racing | KTM | 81 |
4 | Chance Hymas | 48 | Team Honda HRC | Honda | 78 |
5 | Jo SHIMODA | 30 | Team Honda HRC | Honda | 62 |
















