450MX Moto 2
AMA MX 2022
Round 2

450MX ポイントリーダーのセクストンが首位をキープ

us Prairie City SVRA

AMAプロモトクロス選手権第2戦ハングタウンが、サクラメント郊外のプレイリーシティSVRAで行われました。開幕戦で全レース1-2フィニッシュを飾ったTeam Honda HRCは、今大会でも上位入賞を果たし、両クラスのポイントランキング1-2位をキープしています。

450MX ポイントリーダーのセクストンが首位をキープ

450MXモト1では、チェイス・セクストン(Team Honda HRC)がホールショットを奪いました。ジェイソン・アンダーソン(カワサキ)を挟んで、ケン・ロクスン(Team Honda HRC)が3番手。序盤から快走するセクストンは、10分すぎには6秒以上のマージンを蓄え、アンダーソンとロクスンも徐々に縦に広がる形となりました。大勢が決したように見えましたが、残り10分を切るとアンダーソンのスパートが始まり、13周目には逆転されます。セクストンは最後まで反撃を試みましたが、わずかに及ばす2位でゴール。ロクスンは3位でチェッカーを受けました。

450MXモト2では、アントニオ・カイローリ(KTM)が先行しましたが、1周目にロクスンとセクストンが前に出て、Hondaワンツー態勢を整えました。5周目にはセクストンがリーダーとなりましたが、レースの折り返し点に差しかかる頃、2番手にはイーライ・トーマック(ヤマハ)が浮上し、10周目にはトップの座を奪われてしまいました。セクストンは1~2秒差で追走しましたが、逆転には至らず2位でフィニッシュ。オーバーオール2位でポディウムに登壇しました。ロクスンは総合4位(3位-4位)。この結果シリーズランキングでは、セクストンとロクスンが1-2位を守っています。

250MX J.ローレンスが総合優勝(3位-1位)を飾る

250MXモト1では、ジェット・ローレンス(Team Honda HRC)が6番手、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)が7番手、やや出遅れたスタートになりました。J.ローレンスはカゼで体調を崩しており、苦しいレースになることが予想されていたものの、15分すぎには3番手までポジションを上げました。8周目にはH.ローレンスが弟をパスして前に出たのですが、直後に転倒を喫して6番手まで後退。それでも12周目には4番手に復帰しました。終盤は1~2位との距離を詰めましたが、オーバーテイキングに至らず、マイケル・モジマン(ガスガス)、ジャスティン・クーパー(ヤマハ)、J.ローレンス、H.ローレンスの順でチェッカーを受けました。

250MXモト2では、先行するクーパーを抜いてJ.ローレンスがトップで1周目をクリア。H.ローレンスは8番手からのレースとなりました。リーダーのJ.ローレンスは、クーパーに対するマージンを2秒まで広げます。10分すぎには、H.ローレンスが4番手まで到達。さらに前を行く下田丈(カワサキ)の転倒により、H.ローレンスは3番手に上がりました。最後まで我慢の走りを貫いたJ.ローレンスは、2秒差を保ってトップチェッカー。最終ラップでクーパーを攻略したH.ローレンスが続き、前戦同様の1-2フィニッシュ飾りました。表彰ポディウムは、J.ローレンスが総合優勝(3位-1位)、H.ローレンスが総合3位(4位-2位)。ポイントランキングは変わらず、ローレンス兄弟が1-2位を維持しています。


Chase Sexton
Chase Sexton 23
Team Honda HRC
今日は逃げきれませんでした。2レースとも厳しい内容で、何周もトップを走ったのに勝てませんでした。全体的に自分のライディングは本当によかったと思います。イーライ・トーマックはこのコースが得意で、特にモト2に強いことは分かっています。彼を捕らえて戦えたことはよかった。まだレッドプレートをキープしているので、必要なのはコンスタントに走り、好スタートを決めてレースを楽しむことです。開幕からここまで順調だったし、チームのすばらしい仕事によってマシンの感触も良好です。この先の10ラウンドが楽しみです。おもしろいシーズンになるでしょう

Ken Roczen
Ken Roczen 94
Team Honda HRC
ハングタウンでの週末は今ひとつでしたね。コース上では終日あまり快適じゃなかったんです。3位と4位は目指していた順位ではないけれど、見ようによっては不振に終わった成績から学んで強くなれることもあります。危機一髪のところで助かったシーンが多々ありましたが、そういうのは自分のスタイルとは違います。少なくとも無事に終われたし、依然としてランキング2位につけています。今回は厳しいトップ争いができなかっただけ。来週またチームと一緒に取り組むので、前に進めると思います

Jett Lawrence
Jett Lawrence 18
Team Honda HRC
風邪をひいていたので、今日はたいへんでした。特にモト1が難しく、途中までは全く気力が出ませんでした。モト2では最後までがんばれたのですが、スタート前に戻してしまったので胃の中は空っぽだったんです。たいへんな一日だったけれど、勝ててよかった。何とかこの風邪を治して、参戦を続けたいと思います

Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Team Honda HRC
ちょっと荒れた一日でした。総合3位を受け入れましょう。早くこの風邪を治して、次のサンダーバレーで復活します。チームスタッフの尽力に感謝しています



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