Kalex
IDEMITSU Honda Team Asia
Somkiat Chantra 35
ソムキアット・チャントラ
2015年のシェルアドバンス・アジア・タレントカップの開幕戦レース1でいきなり優勝すると、第2戦は2レースどちらも優勝争いにからみ2位、3位という鮮烈なデビューを果たしますが、ケガの影響で以降の出場を見送り、総合12位となりました。16年も引き続き参戦し、3勝を含む5度の表彰台を獲得。見事チャンピオンに輝きました。
17年からはFIM CEV Moto3ジュニア世界選手権に挑戦し、総合20位。翌18年は総合9位でシーズンを終えるだけでなく、母国開催となったロードレース世界選手権(MotoGP)タイGPのMoto3クラスにワイルドカードで参戦し、活躍の場を徐々に広げました。
そして19年、IDEMITSU Honda Team AsiaからMoto2クラスにフル参戦を果たし、21位でルーキーシーズンを終えました。翌20年も継続参戦し25位の成績を残しています。
続く22年では、インドネシアGPでついに優勝。Moto2クラスで優勝した初めてのタイ人ライダーとなりました。その後も実力を発揮し、23年には日本GPで優勝。シーズン終了時の総合ランキングは6位と競争力の高い同クラスで成長をみせました。
そして24年、Moto3クラスからステップアップしたチームメートのマリオ・アジとともに、Moto2クラスに参戦します。