Sergio Perez
11セルジオ・ペレス

タイヤマネジメントに優れた分析的なレーサーです。タイヤの性能を最大限に引き出してのレース後半での追い上げが得意とされています。
1996年に6歳でカートを始め、メキシコ国内の様々なカートレースに参戦。2004年にプロドライバーとしてキャリアをスタートしました。2005年より渡欧し、2007年には参戦したイギリスのF3ナショナルクラスにおいて14勝を挙げ、17歳で最年少チャンピオンとなります。2008年にはチャンピオンシップクラスへ昇格。また2008年から2010年にかけてはGP2(現在のFIA F2選手権)のアジア版であるGP2アジアシリーズに参戦。2010年は5勝を挙げ、シリーズランキング2位となりました。
2011年にはF1へザウバーからのフル参戦を開始。メキシコ人としては5人目のF1ドライバーです。2013年にマクラーレンに移籍し、2014年から2020年までレーシングポイント(旧フォースインディア)で活躍。2014年以降は全てのシーズンでランキングトップ10位内につけています。2020年の第16戦サクヒールGPでは初優勝を果たし、自身ベストのランキング4位でシーズンを締め括りました。
2021年は、Red Bull Racingに移籍し参戦。第2戦で初のフロントローを獲得、第6戦で自身2勝目を挙げるなど、20年と同じ自己ベストタイのランキング4位でシーズンを終えました。2022年もRed Bull Racingから継続参戦。モナコGPとシンガポールGPの2勝を挙げ、ランキング3位でフィニッシュ。チームのコンストラクターズタイトル獲得に貢献しました。
主な戦績
2010 | GP2アジアシリーズ 2位 |
2011 | F1世界選手権 16位 |
2012 | F1世界選手権 10位 |
2013 | F1世界選手権 11位 |
2014 | F1世界選手権 10位 |
2015 | F1世界選手権 9位 |
2016 | F1世界選手権 7位 |
2017 | F1世界選手権 7位 |
2018 | F1世界選手権 8位 |
2019 | F1世界選手権 10位 |
2020 | F1世界選手権 4位 |
2021 | F1世界選手権 4位 |
2022 | F1世界選手権 3位 |