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Honda
Team HRC with Japan Post

Johann Zarco 30

ヨハン・ザルコ

Johann Zarco

2009年、ロードレース世界選手権(MotoGP)の125ccクラスに参戦したザルコは、11年にランキング2位を獲得するなど早い時期から高いポテンシャルを発揮しました。 その後、Moto2クラスに転向したザルコは、15年と16年に連続でチャンピオンを獲得。2010年のMoto2クラス開始以来、類を見ない活躍をみせました。

17年に最高峰クラスへステップアップしたザルコは、モンスター・ヤマハ・テック3で鮮烈なデビューを果たし、3度の表彰台と2度のポールポジションを獲得。19年には当時所属していたレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングを契約途中で離脱するなどの困難もありましたが、その後はLCR Honda IDEMITSUやレアーレ・アビンティア・レーシングなど、さまざまなチームで活躍しました。

20年、ザルコはドゥカティとエスポンソラマ・レーシングで好成績を収め、チェコGPで表彰台を獲得した後、21年にプラマック・レーシングに移籍。腕上がりの問題を抱えていたものの、総合ランキング5位を獲得しました。

続く22年もプラマック・レーシングに残ったザルコは、4度の表彰台と2度のポールポジションを獲得。 23年にはフィリップアイランドで初優勝を飾り、最高峰クラス最多ポールポジションと表彰台記録を更新しました。

そして24年、MotoGPにおける新たな挑戦と、自身のレガシーを築くことを熱望したザルコは、CASTROL Honda LCRに移籍しました。

23年に鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)で2連覇を達成したTeam HRCは、24年も再びHondaのワークスチームとして、CBR1000RR-R FIREBLADE SPをベースとしたファクトリーマシンで参戦。 今年はザルコがチームに加わり、自身初の鈴鹿8耐となります。

ザルコのチームメートとして、22年23年チャンピオンの高橋巧、Team HRC新人の名越哲平が参戦します。