Stage 5
W2RC 2026
Round 4

ベントゥラがRally 2を圧倒し、モロッコラリー優勝を飾る

ma Rally of Morocco

Monster Energy Honda HRCのマルティム・ベントゥラは、モロッコラリーの最終ステージで勝利を挙げ、すばらしい1週間を締めくくるとともに、圧倒的な強さでFIM世界ラリーレイド選手権(W2RC)のRally 2クラス総合優勝を決めました。これでW2RCのRally 2クラスで2戦連続優勝を達成しました。

ベントゥラがRally 2を圧倒し、モロッコラリー優勝を飾る

最後のスタートを切ったベントゥラにとって、優勝まで残すところ257kmのタイム計測区間となりました。この日は総距離355km、2つのタイム計測区間が設定され、最後の23kmを駆け抜けてザゴラのビバークへ戻るまで、まだ気を抜けない状況が続きました。

モロッコラリーへの出場がまだ2回目のベントゥラですが、今週を通してRally 2クラスをリードする走りを見せ、モロッコ屈指の過酷な地形で、印象的なスピードと安定感を発揮しました。最終日も再びトップペースを刻み、今大会4回目のステージ優勝を達成。すばらしいパフォーマンスを最高の形で締めくくりました。

厳しい5日間の戦いを終え、ベントゥラは2位のマイケル・ドハティ(KTM)に30分という大差をつけてフィニッシュしました。これで世界選手権2戦連続優勝を果たし、ランキング首位の座をさらに確かなものとしました。残り1戦を前に、18ポイントのリードを築いています。

プレストン・キャンベルも、1週間を通して着実に総合表彰台争いへと食い込み、大きな収穫を得ました。ステージ2で3位に浮上すると、キャンベルはニールス・テリック(Kove)からプレッシャーを受け続けましたが、そのポジションを譲りませんでした。その粘り強さが実を結び、キャンベルは今季2回目の表彰台を獲得。ダカールラリーでの2位に続き、モロッコでは3位に入りました。この結果により選手権争いでも好位置につけており、最終戦を前にランキング2位のトニ・ムレツ(KTM)との差はわずか8ポイントとなっています。

モロッコラリー初参戦となったブルーノ・クリヴィリンは、Rally 2クラスのプロローグで勝利を挙げ、モロッコでの挑戦を印象的な形でスタートさせました。その後は安定した走りを続けながら、この大会ならではの広大な砂丘や難しいナビゲーションに挑み、貴重な経験を積むことに専念しました。ステージ3では、大きな試練の一つとなったメルズーガの砂丘に直面。この若きブラジル人ライダーにとって厳しい戦いとなりましたが、ラリーが進むにつれて学び続け、パフォーマンスを向上させました。

クリヴィリンは最終的に総合6位でフィニッシュし、モロッコの砂漠での厳しい5日間を通じて豊富な経験を積み、初参戦のモロッコラリーを前向きな形で締めくくりました。

実り多いモロッコでの戦いを終え、チームはシーズン最終戦へと目を向けるとともに、ダカールを見据えてさらなる準備を進めます。


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Martim Ventura
Martim Ventura 84
Monster Energy Honda HRC
本当にいい1週間で、最初からリズムに乗ることができました。特にナビゲーションについては、まだまだ改善しなければならないことが多くあります。走るスピードが上がるほど、あらゆることがより速いペースで進んでいきますし、ナビゲーションの判断もさらに素早く行わなければなりません。その点は、これからも取り組み続けなければならないと分かっています。
ただ、ここで成し遂げたことには満足しています。私たちには勝利への強い意欲を持ったすばらしいチームがあり、自分が一緒に戦いたいと思う仲間たちに囲まれています。全員が本当に懸命に取り組んできましたし、今回の結果はその努力の表れです。

Preston Campbell
Preston Campbell 85
Monster Energy Honda HRC
昨年、初めてモロッコでレースをしましたが、この1年間で積んできたすべての経験が、今週本当に役立ったと思います。この1年間のトレーニングやレース経験がなければ、今回のようなパフォーマンスはできなかったと思います。
ラリー全体を通してプッシュし続け、力強く走り、長い距離にわたってペースを維持できたことは、すばらしい経験になりました。実際にマシンで走っていると、砂漠のすばらしい景色や、もしかすると二度と目にすることのないような場所を見ることができます。それは本当に特別なことです。
まだ取り組まなければならないことはたくさんあり、特にナビゲーションは改善が必要です。今後のラリーに向けて、できる限り最高のライダーになれるよう、これからも学び、トレーニングを続け、さらに成長していくだけです。

Bruno Crivilin
Bruno Crivilin 69
Monster Energy Honda HRC
初めてのモロッコラリーを終え、とてもいい経験になりました。最終ステージも本当によかったです。前半はかなりプッシュして走り、その後砂丘セクションに入りましたが、そこでもまた学び、さらに経験を積むことができました。
チームは1週間を通して本当にいい仕事をしてくれましたし、マシンにもとても満足しています。特に岩場のセクションではマシンがとても速く、走っていて本当に楽しかったです。今回初めてモロッコでレースをして、本当に多くのことを学びましたし、ラリー全体をとても楽しむことができました。すばらしい経験になりましたし、自分にとって重要な一歩になりました。

Ruben Faria
Ruben Faria -
Monster Energy Honda HRC
最終日はそれほど長いステージではありませんでしたが、それでも多くの砂丘があり、ナビゲーションが難しい場所もいくつかありました。マルティムはデサフィオ・ルタ40以降、著しい成長を見せています。さらに一段階レベルを上げ、今週は今日を含めて4ステージで優勝を挙げ、その進歩をしっかりと示してくれました。Rally 2で総合優勝を飾れたことは、彼自身にとってもチーム全体にとってもすばらしい結果です。次のラリー、そして最後のタイトル争いに向けて、さらに大きな自信につながるでしょう。
プレストンは今日5位でフィニッシュし、必要なことをすべてやってくれました。いい走りをして、スムーズな走りを保ち、ミスを避け、何の問題もなくマシンを無事にビバークまで持ち帰りました。彼にとっても本当にいいラリーになり、総合表彰台で終えることができたことは、1週間を通して見せた安定した走りにふさわしい結果です。
ブルーノにとっては、モロッコラリーに初めて出場し、ラリー自体もまだ2戦目だったことを考えれば、本当に印象的なパフォーマンスだったと思います。2日目はかなり苦戦しました。あれほどの高温の中で走ることにも、多くの砂丘や砂地、キャメルグラスに対応することにも慣れていませんでした。厳しい挑戦になることは最初から分かっていましたが、それがラリーレイドです。途中でいくつかミスもありましたが、彼の経験を考えれば当然のことです。それでも1週間を通して学び続け、戦い続けました。初めてのモロッコラリーで総合6位に入ったことは、非常にいい結果です。
チーム全体についても非常に満足しています。全員が毎日懸命に仕事をし、必要な準備をすべてきちんと整えてくれました。マシンもラリーを通して非常に好調で、大きな問題もありませんでした。そしてライダーたちもすばらしい結果を残してくれました。私たち全員にとって、非常にいいラリーになりました。

Rally 2 Result - Stage 5

Pos.

Rider

Num

Nation

Team

Constructor

Time/Gap

1

VENTURA Martim

84

POR

Honda HRC

Honda

01:58:17

2

DOCHERTY Michael

14

RSA

BAS World KTM Racing Team

KTM

+ 01:20

3

BOZZO Bruno

88

SPA

Pedrega Team

KTM

+ 02:19

4

THERIC Neels

66

FRA

Kove Factory Racing

Kove

+ 03:35

5

CAMPBELL Preston

85

USA

Honda HRC

Honda

+ 04:04

6

CRIVILIN Bruno

69

BRA

Honda HRC

Honda

+ 05:40

7

MULEC Toni

16

SLO

BAS World KTM Racing Team

KTM

+ 06:14

8

LUCCI Paolo

29

ITA

RSMOTO HRC Race Service

Honda

+ 06:41

9

BARBOSA Ruy

41

CHI

HT Rally Raid

Honda

+ 09:41

10

DOVEZE Mathieu

30

FRA

BAS World KTM Racing Team

KTM

+ 10:26


Provisional Rally 2 Standings after Stage 5

Pos.

Rider

Num

Nation

Team

Constructor

Time/Gap

1

VENTURA Martim

84

POR

Honda HRC

Honda

15:57:04

2

DOCHERTY Michael

14

RSA

BAS World KTM Racing Team

KTM

+ 30:45

3

CAMPBELL Preston

85

USA

Honda HRC

Honda

+ 38:39

4

THERIC Neels

66

FRA

Kove Factory Racing

Kove

+ 43:26

5

MULEC Toni

16

SLO

BAS World KTM Racing Team

KTM

+ 50:35

6

CRIVILIN Bruno

69

BRA

Honda HRC

Honda

+ 59:14

7

BOZZO Bruno

88

SPA

Pedrega Team

KTM

+ 01:01:18

8

BARBOSA Ruy

41

CHI

HT Rally Raid

Honda

+ 01:07:28

9

LUCCI Paolo

29

ITA

RSMOTO HRC Race Service

Honda

+ 01:14:21

10

PELLICER Alfredo

50

SPA

Xraids Experience

KTM

+ 01:21:02


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レポート公開日
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