中上、ポルトガルGPのスプリントで完走

Autódromo Internacional do Algarve

3月23日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第2戦ポルトガルGPの予選とスプリントが行われました。IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶はスプリントで完走。17位でチェッカーを受けました。

21番グリッドからスタートした中上は、12周のスプリントでポイント獲得を目標に全力を尽くしました。

今大会、Honda勢は金曜日のプラクティスから厳しい走りを強いられましたが、中上とチームは、土曜日のプラクティスと予選で改善に向けた手応えを得ると、スプリントの走りに期待しました。しかし、大きな前進はなく、17位でチェッカーを受けました。

CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは、スプリントで転倒。再スタートを切りましたが、ピットに戻りリタイアとなりました。

厳しい予選で19番グリッドを獲得したザルコとスタッフは、スプリントに向けてデータをチェックし準備を進めました。

後方から好スタートを切ったザルコは、レース序盤に15番手までポジションを上げます。その勢いでさらにポジションを上げようとしましたが、4周目にフロントを失って転倒。再スタートを切りましたが、そのままピットに戻りリタイアとなりました。

転倒するまで好タイムをマークしていただけに悔しい結果となりました。

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Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

金曜日のフリー走行から厳しい走りが続いているので、今日の結果には驚いていません。一番の問題はリアのグリップで、安定性もなく限界が低い感じがします。現状では攻めることができていないので、ライバルとの差は予想以上に大きくなっています。明日のウォームアップでさらにトライして決勝に挑みたいです

Johann Zarco ⁵

CASTROL Honda LCR

完走できなかったのは残念です。バイクのフィーリングはとてもよく、スタート直後には何人かのライダーをオーバーテイクすることができました。その後、フロントを失って転倒し、再スタートを切りましたが、ピットに戻ることを決めました。明日のレースに向けてすべてのデータを分析し、さらに一歩前進したいです