中上がポルトガルGPでポイントを獲得

Autódromo Internacional do Algarve

3月24日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第2戦ポルトガルGPの決勝がアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は14位でフィニッシュ。今季初ポイントを獲得しました。

今大会、中上はプラクティス、予選と不安定なマシンに苦戦し、21番グリッドからの決勝レースとなりました。前日のスプリントで17位に終わった中上は、決勝に向けてマシンのセットアップを変更。その効果でブレーキングの安定性が向上し、タイムもポジションも上げることに成功しました。

19番グリッドから決勝に挑んだCASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは、スタートでトラブルに見舞われ、いくつかポジションを落としました。しかし、そこから着実にポジションをばん回し、15位まで順位を上げました。

今大会は、レースウイークを通じて、予想以上に難しい走りを強いられましたが、開幕戦カタールGPの12位に続き、今大会もポイントを獲得。RC213Vの改善に向けて、多くのデータを収集できました。

次戦は、4月12日(金)から14日(日)に、米国オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される第3戦アメリカズGP。チームとHRCは今大会で得たデータを徹底的に分析し、さらなる前進を目指します。

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Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

昨日からそれほど大きく変わってはいませんが、決勝に向けてリアのセットアップを変更し、その効果でブレーキングが安定しました。この変更は、コーナーからの立ち上がりを改善するのが狙いでした。その部分は改善できませんでしたが、今日の変化は次戦に向けての一歩となりました。今日は、もっといいポジションを獲得できたと思いますが、序盤、ルカ・マリーニ選手(Repsol Honda Team)の後ろで時間をロスしたのが影響しました。今日はポイントを獲得することができてよかったです

Johann Zarco ⁵

CASTROL Honda LCR

厳しいレースでした。正直、こんなに苦戦するとは思ってもいませんでした。周回を重ねるたびに多くのことを学びましたが、思ったようなペースで走ることはできませんでした。しかし、最終的にポイントを獲得することができてよかったです。次戦アメリカズGPに向けて、方向性が見えてきたと思います