Practice
MotoGP 2024
Round 2
Repsol Honda Teamは土曜日のセッションに向けてマシンの改善に取り組む
Autódromo Internacional do Algarve3月22日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第2戦ポルトガルGPの1回目のフリー走行とプラクティスが行われました。Repsol Honda Teamのジョアン・ミルとルカ・マリーニは、アルガルベ・インターナショナル・サーキットでRC213Vのパフォーマンスを引き出すため、午前と午後のセッションに挑みました。
終日、厚い雲が空を覆ったアルガルベ。朝方まで降った強い雨の影響で路面は汚れ滑りやすいコンディションでしたが、周回を重ねるごとに路面コンディションは回復しました。
ミルはフリー走行で10番手とまずまずのスタートを切り、午後のプラクティスではフリー走行のタイムを約2秒短縮する1分39秒119をマークしました。しかし、選手全体のタイムも上がっており19番手で初日を終えました。
昨年のポルトガルGPでミルは、好調な走りをみせたRC213Vに手応えをつかんでいました。そのため今年はさらに大きな期待を抱いて初日を迎えましたが、厳しい路面コンディションの中で思うようにポジションを上げることができませんでした。しかし、コンディションが回復すれば、本来の走りができると確信しています。
マリーニは、午後のプラクティスで転倒しましたが、ケガはなく22番手で初日を終えました。路面コンディションの悪さからフラストレーションがたまったマリーニは、土曜日のセッションで初日の雪辱を果たそうと意気込んでいます。
Repsol Honda Teamは、今日のデータを基に、土曜日の予選とスプリントに向けて改善を図ります。
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Joan Mir
36
Repsol Honda Team路面コンディションが不安定でしたが、我々は全力で取り組みました。明日、コンディションが回復すれば、もっといい走りができるはずです。正直、今日は思っていた以上に苦戦しました。路面のグリップが低い時は、ライバルたちに比べて我々は少し厳しい状況となります。明日はこの差を縮めることが目標です。グリップが改善されれば、もっとよくなると確信しています
Luca Marini
10
Repsol Honda Teamアルガルベ・インターナショナル・サーキットはとてもユニークなコースなので、パッケージ全体をコースに合わせる必要があります。明日はセッティングを改善し、小さなステップアップを積み重ねていきたいです。今日、残念だったのは、セッションが始まった時よりも風が強くなり、第7コーナーと第8コーナーの間で少しワイドになってしまったことです。そのためホワイトラインに乗った状態でブレーキをかけてしまい、フロントを失ってしまいました。最初のセクターではエネア・バスティアニーニ選手(ドゥカティ)に全く負けていなかったし、いいラップができていると思っていたのでとても残念でした
