Race
FIM JuniorGP 2022
Round 1

タットチャコーン・ブーシュリが開幕戦エストリルで優勝

pt Circuito do Estoril

タイ人のタットチャコーン・ブーシュリ(Honda Racing Thailand)が3番グリッドからスタート、レース中は先頭グループで戦い、前を走るライダーにペナルティーが科せられたため、優勝しました。ファディラ・アルビ・アディタマは、デビュー戦を17位で終えました。

タットチャコーン・ブーシュリが開幕戦エストリルで優勝

タットチャコーン・ブーシュリは、ポルトガルのエストリルにあるオートドロモ・ド・エストリルで行われたFIMジュニアGPの開幕戦で優勝しました。3番グリッドからスタートしたHonda Racing Thailandのブーシュリは、レース中早いペースを維持して優勝。チームメートのファディラ・アルビ・アディタマは、24番手スタートから7台追い抜き、17位でデビュー戦を終えました。

ブーシュリは、土曜日の予選では、灼熱の路面温度に関わらず早い走りを見せました。レース中は常に先頭グループで走り、0.1秒差の2位でチェッカーフラグを受けたものの、一着でフィニッシュしたライダーにペナルティーが科せられたため、優勝となりました。

ファディラ・アルビ・アディタマは、好調なジュニアGPデビュー戦となりました。24番グリッドからスタートしたアディタマは、レース中に7台を追い抜き、ポイント圏内まであと少しの17位でフィニッシュしました。スタート直後にミスがありましたが、そこからは早いペースを維持し、まだ慣れないマシンやサーキットで徐々に自信をつけることができました。

開幕戦を優勝で飾ったブーシュリは、現在ジュニアGPランキングは25ポイントでトップです。次戦、ジュニアGPの第2、3戦は、2週間後にバレンシアのサーキット・リカルド・トルモで開催されます。


Tatchakorn BUASRI
Tatchakorn BUASRI 33
Honda Racing Thailand
優勝できてうれしいです。1ラップ目にクラッシュしそうになり、また気温もすごく高かったので、難しいレースでした。ラップを重ねるごとに自信が戻り、優勝できると思いました。最終ラップに近づく頃にはみんな早く、コーナーごとに順位が変わるほどでした。最後はプッシュして、優勝できました。次戦のバレンシアは、あまり相性のいいサーキットとは言えませんが、トップ5を狙います。今は、今日の優勝を祝います

Fadillah Arbi ADITAMA
Fadillah Arbi ADITAMA 34
Astra Honda Racing Team
一番後ろからスタートしたため、難しいレースでした。第1コーナーでフロントを滑らすミスをしましたが、そこからはできるだけタイヤと気持ちをマネジメントし、少しステップアップできました。気温の高さもあり、たいへんなレースでしたが、経験も積むことができ、次戦ではポイント圏内を目指せることが確信できました



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