Race
FIM JuniorGP 2022
Round 6

ブーシュリ、アディタマ、ミサノでポイント獲得

it Misano World Circuit Marco Simoncelli

FIM JuniorGPの第6戦が、MotoGPサンマリノGPに合わせ、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催されました。アジア・タレント・チームのタットチャコーン・ブーシュリは8位、ファディラ・アディタマは15位という結果になりました。

ブーシュリ、アディタマ、ミサノでポイント獲得

ブーシュリは18番グリッドから好調なスタートを決め、すぐに先頭グループに追いつきました。他のライダーとのバトルを続けたブーシュリは、午前のウォーミングアップ・セッションでクラッシュした時に痛めた指が痛み出し、なかなかトップ5を狙えない展開になりました。かろうじてトップ10を守り抜き、8位でチェッカーフラッグを受けました。

アディタマはミサノで初めてレースに挑み、復活を果たしました。21番グリッドからスタートしたアディタマは、すぐに数ポジションアップし、1ラップ目でポイント圏内に入りました。レース中も安定したペースを維持したアディタマは、オーバーテイクを繰り返し、1ポイント獲得に成功しました。

ブーシュリは現在73ポイントで総合7位。アディタマは、5ポイントで26位です。

次戦、残り2戦となったJuniorGPの第7戦は10月9日、スペインのモーターランド・アラゴンで、1レースで開催されます。


Tatchakorn BUASRI
Tatchakorn BUASRI 33
Honda Racing Thailand
難しい週末でした。フリー走行は1セッションしかなく、1カ月もレースをしていないため、昨日の予選ではあまり調子も自信も上がりませんでした。それでも今日は、よくリカバリーできたと思います。ウォーミングアップで転び、少し指を痛めましたが、昨日は無かったフィーリングが戻りました。レースではいいスタートを切り、最初の数ラップはプッシュすることができました。指が痛み出した頃には、なんとかポジションを守り、8位でレースを終えることができました。もっといい結果が出せたかも知れませんが、ポジティブな気持ちでミサノから離れることができそうです。

Fadillah Arbi ADITAMA
Fadillah Arbi ADITAMA 34
Astra Honda Racing Team
今週末の結果に満足しています。昨日の予選セッションではミスが多く、いいタイムが出せませんでした。でも、レースではいいスタートを切ることができ、すぐにポイント圏内に入り、ポジションを維持することができました。最初の数ラップで他のライダーとの接戦が無かったら、もっといい結果が出せたかも知れませんが、しばらくバイクに乗れなかったことを考えると、目的であるポイント圏内でフィニッシュできたことで、ポジティブな気持ちになっています。



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