フェルスタッペンが3戦連続ポールポジションを獲得

課題のある週末でしたが、今日はとてもよかったです。ポールポジションが取れるとは思っていませんでしたが、予選を通じて着実に改善を重ねていったので、もう少しプッシュできるような感触はありました。今週末はグレイニングに苦戦して、原因を解明するためにやることが山のようにあり、チームとともにマシンを調整し続ける必要がありました。マシンバランスは徐々によくなって、セッションが進むごとにコントロールしやすくなるのを実感でき、Q3は自分でも驚くほど好調でした。Q1とQ2の情報を振り返ると、とてもいいラップが2つありました。ミスが起こりやすいコースで、タイヤをマネジメントするのが難しいので、明日がどうなるかは分かりません。少しタフな週末になっていて、明日の決勝も困難が待ち受けていると思いますが、課題がある中でポールポジションを取れたことは、とても誇らしい結果です

トリッキーな予選でした。ソフトタイヤの扱いが難しくスピードに乗るのに苦しみましたが、最終的にはうまくいって、タイヤのパフォーマンスを最大限に引き出すことができました。最終ラップでは少しミスをして、第1コーナーでコンマ1秒をロスしました。2番手も狙えたと思いますが、3番手でも満足です。明日はクリーンサイドのグリッドから戦えます。いいスタートポジションですし、自信はあります。力強いスタートを切って、カルロス・サインツ選手(フェラーリ)を引き離したいです。タイヤのデグラデーション(パフォーマンスの劣化)は昨年のオーストラリアGPほどではないので、フェラーリとの戦いは戦略とタイヤのマネジメントにかかっています。チームにとって喜ばしい結果を目指します

チームと自分自身のパフォーマンスにとても満足しています。週末を通して、とても安定したマシンを提供してもらえて本当にうれしいです。どのセッションでもマシンは適応しやすく自信が持てました。クリーンラップを走り、コーナーごとに数ミリ秒ずつタイムを縮められて、パフォーマンスを最大限に発揮できたと実感しています。Q1でのウィリアムズやほかのチームのタイムを見ていたので、8番手とQ3進出は予想外でした。今シーズンの予選で一番いいポジションを取れたのは、チームが懸命に仕事をしてくれたおかげです。リカルド選手も速そうだったので、Q1敗退は残念でしたが、まだ明日があります。簡単ではありませんが、できるだけクリーンなレースをしてポイント獲得を目指します!

第4コーナーでスライドしているのが分かったので限界まで持ちこたえようとしましたが、少しワイドになりすぎました。コーナー出口で思ったより走路外に膨らんでしまいましたが、オフトラックだったかどうかは確信がありませんでした。第5コーナーと第6コーナーまでにそのことは頭から離れていましたが、ガレージインの際にそのラップが抹消されたことを知りました。サウジアラビアGPの後にチームが大いに努力してくれて、新しいパーツも好感触でした。フィニッシュした時には全力を尽くし、その成果を得られた気がしました。ラップ自体には満足でしたが、タイムが遅かったのは引っかかります。何年も経験してきたコースで十分把握できているのですが、まだ何か足りないのでしょう。週末を通じていくつかの課題に直面していますが、特別なことではありません。マシンはバランス面もブレーキングも申し分なく好調だっただけに、グリッド順が残念です。明日は長いレースで、おそらく2ストップなのでチャンスがあるかもしれません。怒りを発散させたので運転席周りのどこかが壊れているかもしれませんが、明日はスッキリしてレースに臨めると思います