Race 1
BSB 2022
Round 2

オウルトンパークのレース1を終えグレン・アーウインがランキング首位をキープ

gb Oulton Park

オウルトンパーク・サーキットで開催された英国スーパーバイク選手権第2戦。レース1を11位でフィニッシュしたグレン・アーウインは5ポイントを獲得してランキング首位をキープしました。2.69マイルに及ぶサーキットで、Honda勢は天候に展開を阻まれて混戦を強いられた予選からのレース1となりました。

オウルトンパークのレース1を終えグレン・アーウインがランキング首位をキープ

Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るアーウインは、フリープラクティスでの7番手からQ2で9番手となり、14周あるレース1に臨みました。序盤の数周で後退したものの、11番手につけていた12周目で、レッドフラッグによりレース終了となりました。

トム・ニーブはわずかにポイントに届かず、17位でフィニッシュしました。予選でクラッシュを喫したニーブはラップタイムがないため、レース1は最後尾の32番手からのスタートとなりました。フリープラクティスでは、どちらも個人のベストラップを出していただけに、BSBルーキーにとってこのクラッシュは大きな痛手となりました。32番手から順位を上げて17位でレース1をフィニッシュしたニーブは、チームメートのアーウインと1グリッド差の15番グリッドで明日のレース2に臨みます。

31番手でスタートした水野涼は集団を抜き去って22位、高橋巧は25位でフィニッシュしました。

Honda Racing UKは明日の現地時間13:30にレース2、16:30にレース3に臨みます。ジョン・マクギネスが参戦するスーパーストック選手権は12:30にスタートします。


Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
予選は好調でしたが、セッション序盤にタイヤのチョイスを誤り、交換を即決しました。もっと持ち堪えられたかもしれませんが、オーバーシュートするわけにはいかなかったのでライバルを引き離しての11位という結果は十分です。レースのハイライトでもあるいくつかのポイントで苦戦を強いられたので、明日の2レースに向けて調整が必要です

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
この週末は苦戦を強いられました。先週のテストではいい感触だったのですが、今回は昨日のFP1から今日の予選にかけて、その感触を取り戻せず低迷していました。レース1では、テスト走行のときの感触に戻りました。課題はわかっているので、明日の2レースでさらに理解を深めて、オウルトンパークでの次のレースに活かしたいです

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
ウエットコンディションだった予選では、あまりプッシュできずいいラップタイムにつなげることができませんでした。レース1ではいいスタートを切れず、その後のリズムをつかむのに苦戦してしまい、順位を落としました。このコースではまだスピードが出せていないので、明日のウォームアップでトライして、2レースではいい結果を出したいです

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
予選ではクラッシュを喫しましたし、天候の変化によってラップタイムが取得できなかったので、レース1をグリッド最後尾でスタートすることになり、理想からはかけ離れたレースでした。苦戦を強いられることはわかっていましたが、FP3では感触がよく、ポイント獲得のラインを目指す手応えがあったので、レース1の目標にしました。15番手のトム・サイクス(ドゥカティ)と6秒差まで縮めていたところ、残念ながら残り3周でレッドフラッグとなりましたが、そこまで完走して17位でフィニッシュしました。明日はまた新たな1日になります。グリッド・ポジションも上がり、2レースに精一杯取り組みます



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